関万歳'15

寛政六年（一七九四）、旧小関村と片貝村が農業用水を田に引くことで争いになり、小関村が水を止め、田に水を引く堰を作り、片貝村と小関村で分け合い、争いがおさまりました。その“堰”が“関”に変わり、これを祝い万歳が行われ、今の関万歳の祭礼になったといわれています。関万歳では、旧片貝町の氏子を中心に現屋形、西の下地区から獅子舞を、須原地区から羯鼓舞の奉納がされます。この関万歳の特殊神事として「福の種まき」があり、「こみり」と称して糯（もち）の籾種（もみだね）と赤大豆（ささげ）の煎ったものを社前でまきます。氏子達はこの福の種を拾い、家へ持ち帰り、神前にお供え岡万作と浜大漁、家内安全を祈るのです。

12:50〜須原の羯鼓舞

13:45〜屋形の獅子舞

14:40〜西ノ下の獅子舞(県指定無形民俗文化財)

それぞれの地区が仮設舞台で奉納が終わる度にモチ投げがあります｡
お餅には景品引換えの色紙が入っており、色々な品物と色紙を引換えできます。
※九十九里町野球場の駐車場が解放されている。