2011 |
愛宕神社の神楽は、明治の初期、当時の神職七五三田和宮司が火難消除・五穀豊穣を祈願して氏子の若者に神楽を教えたのが始まりで、当初は帰命台区の人達だけが代々演じてきましたが、小さな区でしたので、戦後に後継者の不足により昭和四十年代始めに中断してしまいました。昭和四十九年項、復活の気運が生まれ保存会が結成され、府馬区全体の中から神楽師を選び、先輩達から指導を受け練習をした結果、昭和五十一年の例大祭(鎮火祭)から再び奉納されるようになり、現在に至っていよす。なお神楽師は次の後継者に引き継ぎながら、若い力でこの伝統を保存しています。以前は十二座ありましたが、現在は次の順序で奉納されます。猿田彦命・天鈿女命・八幡大神・稚児舞(幣束の舞)・三宝荒神・乙女之命・稚児舞(扇の舞)・恵比寿大神・稲荷大明神・天種子命と白狐・須佐男命。
府馬の神楽
駐車は階段下の鳥居近くに止めて、長い石段を登って行く。石段は長いが踏み段が広いので、比較的に歩きやすい。山頂の社殿横にも駐車場はあるが、役員などの車で満車である。神楽殿は床が高く、ダンボールで欄干の隙間が塞がれるので脚立が必要撮影は舞の途中で餅・駄菓子・乾麺などを大量に三回ほど投げるので、投げる時には脚立の撤収が必要です。終盤では神楽殿近くに氏子が集まり、身動き出来なく近づけなくなる状況になります。
※稚児舞は「弊束の舞」と「扇の舞」がこの間に演じられます。